ココナッツから出来る物

以前ココナッツの中身、ジュースと実を食べるお話をしましたが、他にココナッツって何に使われているのかしら?と思いませんか? ココナッツの分厚い皮をベリベリとはがしたあとは←こんな感じになったココナッツの表面を紙やすりでガリガリと滑らかにしていきます。 はじめはまわりに付いている繊維のようなものが取れて、すべすべになってきますが、ここで中断せずに更に目が細かい紙やすり又は、電動やすりで表面を綺麗にしていきます。

ある程度綺麗になったところで、今度は電動カッターで半分に切ります。 パカッと開けると中からココナッツジュースが出てきますので捨てます。 内側には白いココナッツの実が付いているのでそれをスプーンやナイフなどで綺麗に取ります。 ココナッツの実やジュースは新鮮であれば食べれるので、料理につかったり、そのまま食べても良いです。 中身を綺麗にくり抜いたら準備はオッケー。 木工用の艶出し剤やワックスをかけて表面を綺麗にします。

そしてこれにさめの皮や、Kalaと呼ばれる魚の皮を張っていくとなんとPuniu(プニウ)が出来ちゃうんです!!!

昔のハワイアンの作り方

昔の人はもちろん電動のカッターややすりなどなかったので、Lava Rock(ラヴァ・ロック)火山の石、Pohaku ‘anai(ポハクアナイ)玄武岩、Opihi(オピヒ)貝やサメの皮を使っていたそうです。 更に’Ulu(ウル)ブレッドフルーツや ‘Ohe(オヘ)笹の葉でココナッツの表面を滑らかにし、ワックスの変わりにはククイナッツのオイルをタパで塗り、木の繊維を編んで紐代わりにしていました。

 

 

Author: Erika

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